2009年11月29日

Debian5.0.3(lenny)インストール後の環境構築の概要

前回でDebian5.03(lenny)のインストールは一応できましたが、インストールされたのは最小限のGNOMEデスクトップ環境なので、このままではまともに使える状態ではありません。
そこで、Debianのパッケージをインストールして、環境を自分で整える必要があります。今回は環境構築の概要をまとめておきます。



Debian5.03(lenny)の環境構築は以下の手順で行います。




1.日本語入力メソッド(SCIM)をインストールする。

・完全なGNOMEデスクトップ環境をインストールしても日本語入力ができるようになりません。
これは、日本語入力メソッドと日本語変換エンジン(日本語入力システム)がインストールされていないからです。
まずこれらをインストールして日本語入力できるように設定します。




2.IPAフォントをインストールしてシステムのデフォルトフォントとして設定する。

・Debian5.03(lenny)をインストールしたときにデフォルトに設定されている日本語フォントは色が薄く不鮮明で読みにくいだけでなく、一部の文字が旧字体で表示されてしまうという問題があります。
そこで、安定した日本語フォントであるIPAフォントをインストールして、アプリケーションやデスクトップで使用されるデフォルトのフォントとして設定します。



3.ホームディレクトリに必要なディレクトリを作成しておく。

・FedoraやUbuntu、Vineなどのディストリビューションでは、ユーザが使いやすいようにホームディレクトリ(「/home/ユーザ名」のディレクトリ)にDocumentやMusicなどのサブディレクトリがあらかじめ作成されていて、ファイルの整理がしやすいようになっています。

ところが、Debian5.03ではホームディレクトリにサブディレクトリが一つもありません。
これではファイルが整理しにくいので必要なディレクトリを「mkdir」コマンドで作成しておきます。



4.java実行環境をインストールする


・インストールCDではjavaの実行環境はインストールされないようなので、インストールします。




5.adobe-flash-player(adobe-flashplugin)をインストールする。



・動画サイトの閲覧や、webページ上のアクティブコンテンツの表示には「adobe-flash-player」は必須といえます。

Debianでは、インストール方法が複数あるようですが、abobe社のサイトからダウンロードした「.deb」パッケージをインストールする方法でインストールします。




6.その他に必要なアプリケーションをインストールする。



・インストールCDでインストールされるパッケージはかなり限定されているので、必要に応じてアプリケーションを追加します。


私の環境では、付属のブラウザ(Iceweasel,Epiphany)がすぐにクラッシュして、その後しばらく起動できなくなるという問題があったので、最優先でOperaとFirefox3.5.5をダウンロードしてきてインストールすることにしています。



そのほか、VLCメディアプレーヤーやメールクライアントソフトの「Thunderbird」などを順次、インストールしていくと、他のディストリビューションに引けを取らない環境を構築できると思います。



環境構築の作業は、主にパッケージ管理コマンドを使用して行います。
そこで、次回は環境構築の前提知識として、パッケージ管理コマンドについてまとめておこうと思います。
タグ:Linux Debian
posted by mechanical_doll at 14:19| Comment(0) | Debian | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。