2009年12月30日

Debian5.0.3についてのまとめ

とりあえず前回までで、最低限のDebian5.0.3環境が構築できたので、今回は私が感じたDebian5.0.3の特徴についてまとめておきたいと思います。
なお、以下は個人的な見解なのであまり参考にならないかもしれません。



1.インストール直後に余分なアプリケーションがインストールされない。(DebianCD1枚でインストールした場合)


・CD1枚でインストールすると、最小限のGNOME環境が構築されるのみで、GUIパッケージマネージャのSnapticやゲームアプリケーションのgnomegamesなどがインストールされないので、これらを使用しないユーザにはHDDの節約になります。

・一方で、日本語入力メソッド(SCIM)関連パッケージや綺麗な日本語フォントがインストールされていないため、日本語環境の構築に手間がかかったり、印刷ユーティリティがインストールされていないので、プリンタ設定がしにくいなどの問題があります。



2.使用できるパッケージが古い


・Debianの安定版のリリースは2年以上かかるので、使用できるパッケージはやや古くなっているようです。
backportsのような最新のパッケージを使用する仕組みやsqueese(テスト版)を利用する方法もあるようですが、これらを使用しすぎると、システムの安定性を損ねる危険性もあり多用できないので、基本的には安定版のパッケージを使用することになります。

また、GNOMEやGTK+のバージョンが古いので、配布されているソースやバイナリをインストールしても使用できないことがあるようです。(個人的にはOpenOffice3.0が使用できないのが残念です)



3.動作が軽く、安定している。


・私の環境ではFebora11やUbuntuでFirefoxを使用すると、重くて使用できず頻繁にフリーズしていましたが、Debian5.0.3にインストールしたFirefoxは軽快に動作します。
また、アプリケーションがクラッシュすることも少なく動作が安定している印象を受けます。


4.Debian用リポジトリの設定が面倒(「Debian CD」からインストールした場合)


・UbuntuやFedoraなどのディストリビューションでは基本的にインストール時の設定のままaptコマンドやyumコマンドを使用すれば、リポジトリへアクセスしてパッケージをダウンロードできますが、「Debian CD」でインストールした場合、安定したリポジトリへアクセスできるように設定を一からする必要があるので、ある程度手間がかかる作業が必要となります。




全体的にみると、Debian5.0.3(GNU/Debian Linux)は初心者よりも、Linuxを使いなれた中級・上級者にとって使いやすいディストリビューションのような気がします。
私はまだまだ初心者より少し詳しい程度なので、上級者の方のように使いこなしているとはいえませんが、使い慣れてくるにしたがって、これまで使用してたディストリビューションよりDebianのほうが使いやすくなっていきました。


一応、GNOME版Debian5.0.3がある程度使えるようになったので、次回からはKDE版Debian5.0.3を使ってみようと思います。


タグ:Linux Debian
posted by mechanical_doll at 21:28| Comment(0) | Debian | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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