2010年01月27日

KDE3の外観設定【1】(テーママネージャによる外観設定)

Debian5.0.3のKDE版で採用しているKDE3(version 3.5.10)では、ウインドウの形や色、ボタンやチェックボックスなどのウインドウを構成する部品の形、背景の色やデスクトップの壁紙などの外観を、自分の好みのデザインに変更することができます。


標準のデザインでも機能面では同じなので問題はないのですが、自分の好きなデザインだと何となく作業効率も向上するような気がします。


そこで、今回はKDE3の外観設定について書きたいと思います。


外観設定には次の項目があり、KDE3ではこれらを詳細に決めることができます。


1.背景(デスクトップ壁紙)

2.ウインドウの内部の色

3.ウィジェットスタイル(ボタンやチェックボックスなどのGUIのオブジェクトの形状)

4.デスクトップやファイルブラウザで表示するアイコン。

5.標準フォント(これは以前説明しました)

6.スクリーンセーバー

7.ウインドウの枠の形

8.スプラッシュスクリーン(起動時のアプリケーションの読み込み中に進捗状況を示すために表示される画像)


「テーママネージャ」とは、最初から用意されているテーマ(外観のテンプレート)をベースにして、外観を設定するもので、これを使用すればまとめて外観を設定できるので、個別に変更していくよりも簡単だと思います。
そこで、今回は「テーママネージャ」を使用した外観の変更について紹介したいと思います。


「テーママネージャ」を変更できるものは1〜6なので、今回はこれらを以下の手順で変更します。


1.「テーママネージャ」を開く。

・Kメニューから「設定(アクション)>>外観&テーマ>>テーママネージャ」で「テーママネージャ」のウインドウを開くこができます。

テーママネージャ.png


2.ベースとなるテーマを選択する


・ウインドの左上に「KDE外観テーマを選択」から、ベースとなるテーマを選択します。

・選択したテーマは右の窓に表示されるので、自分の好みに近いものを選択して下の[適用]をクリックします。すると、ウインドウやボタンなど外観が変化するのでこれをベースにして変更できます。

・ただし、テーマを変更するとフォントも別のものになるので、フォントを設定しなおす手間を考えれば、ここは無理に変更せずに次に進んだほうが良いかもしれません。


3.「背景」を変更する。

・下の「背景」のボタンをクリックすると、以下のようなウインドウが開かれるので、「背景」変更します。


背景変更.png


このウインドウでは以下の項目を設定します。


●設定するデスクトップ

・マルチデスクトップにしている場合は、自分の使用しているデスクトップを選択します。通常、複数のデスクトップを使い分けることは少ないので、ほとんどの場合「すべてのデスクトップ」を選択しておいて問題はないと思います。

●背景

・背景画像の種類を選択します。背景には画像を設定するので、ここでは「画像」のラジオボタンをチェックをします。

●オプション

・選択した画像の表示しかたの設定や、特殊効果を設定します。
通常変更せずに「拡大」、「垂直グラデーション」、「混ぜ合わせなし」を使用しますが、色々試してみるとおもしろいと思います。


●新しい壁紙の取得

・KDE3ではリポジトリから壁紙を取得して使用することができるので、気に入った壁紙がないときには、ここをクリックしてウインドウを開き、新たな壁紙を取得します。

新しい壁紙を取得.png


・取得方法は、取得したい壁紙を選択して[インストール]をクリックしてウインドウ閉じるをだけです。インストールが成功すると「画像」で選択できる壁紙に新しいものが追加されます。


なお、この他に[詳細オプション]でさらに細かい設定ができますが、ここは変更しなくてもよいでしょう。


以上を変更したら[適用]をクリックして変更を確定させて、「OK」をクリックしてこのウインドウを閉じます。



4.「色」(ウインドウ内部やGUIパーツ(ウィジェット)の配色)を変更する。


・下の「色」をクリックしてして、ウインドウを開き、ウインドウの内部やパーツ(ウィジェット)の配色を変更します。


・このウインドウの上半分には現在選択中のウインドウ配色が表示されているので、これを見ながら「色スキーム」を選択して[適用]をクリックして変更を確定し、[OK]でこのウインドウを閉じます。


ウィジェット色変更.png


なお、気に入った「色スキーム」がなかったら、以下のようにしてオリジナルの「色スキーム」を登録して使用することができます。


(1)上に表示されている選択中のウインドウで色を変更したい箇所をクリックする。


・クリックすると、「ウィジェット色」の下の文字列がクリックした箇所の名称(ウィジェット名)に変化します。


(2)指定した部分の色を選択する。


・「ウィジェット色」のウィジェット名の下のバーをクリックすると、色選択ウインドウが開かれるので、色を選択して[OK]をクリックします。

色変更.png

すると、上半分に表示されているウインドウの選択箇所の色が変更されます。



(3)作成した「色スキーム」を保存する。


・(1)、(2)を納得のいくまで繰り返して好みの色スキームに変更したら、[スキームを保存]クリックし、名前をつけて保存します。


・保存した「色スキーム」は「色スキーム」で選択できるようになります。


5.ウィジェットスタイル(GUIパーツの形状)変更する。

・「テーマのカスタマイズ」の「スタイル」のボタンをクリックしてウインドウを開き、スタイル(GUIパーツの形状)を選択します。


ウィジェットスタイル変更.png


・ここでは、いくつかの種類のウィジェットスタイルから一つを選択してそれぞれを細かく設定できるようになっています。
しかし、最初からすべて変更しようとせずに、とりあえず一番上の「ウィジェットスタイル」を下のプレビューで確認しながら変更しておき、少しずつ自分の好みのものに変更していくとよいでしょう。


ウジェットスタイル変更(効果).png


ウィジェットスタイル(ツールバー).png




6.アイコンの形状や色を変更する。

・下の「アイコン」のボタンをクリックしてウインドウを開き、アイコンの形状や色を変更します。

・このウインドウでは用意されている「アイコン」のテーマを選択します。
アイコンを選択後は[適用]をクリックして変更を確定させ、[OK]をクリックしてウインドウを閉じます。

アイコン変更.png

・また、タブを「詳細オプション」に切り替えればアイコの大きさや色を変更することも可能です。

7.必要に応じてフォントを変更する

・最初にテーマを変更してフォントが変わっていしまった場合には、
下の「フォント」ボタンをクリックして元のフォントに戻しておきます。


8.「スクリーンセーバー」を変更する。

・下の「スクリーンセーバー(一定時間操作をしないとき表示される映像。)」のボタンをクリックして、ウインドウを開きスクリーンセーバーを変更します。


・初期設定ではスクリーンセーバーが起動しない設定になっているようなので、まず「スクリーンセーバーを自動で起動」の左のチェックボックスをチェックして、起動するまでの時間を設定しておきます。


・また、離席中に他人に画面を覗かれないように、スクリーンセーバーの起動とともに画面をパスワード(ログイン用パスワード)でロックしたい場合は、「スクリーンセーバーの停止にはパスワードが必要」の左のチェックボックスをチェックしてロックをかける時間を設定しておきます。

スクリーンセーバー変更.png

・「スクリーンセーバー」は上のツリーから選択して[適用]をクリックしてこれまでの変更を確定させ、[OK]をクリックしてウインドウを閉じます。

なお、「設定」ボタンをクリックすると、スクリーンセーバーの挙動を詳細に設定できます。


以上により、「テーママネージャ」での外観の変更が完了となるので、「OK」をクリックしてウインドウを閉じます。

ラベル:Debian Linux KDE
posted by mechanical_doll at 17:00| Comment(0) | Debian5.0.3-KDE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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