2010年07月10日

Debian(lenny)にJDKの最新版をインストール


Debian(lenny)のリポジトリ(non-free)にはSunのJRE及びJDKがあるので、aptコマンドなどで簡単にインストールすることができます。
とはいえ、これらは「Java6 update12」であり、現在(2110,7/9時点)の最新版のupdate21よりかなり古いものになっています。

通常使う分には全く問題はないのですが、セキュリティの面などを考慮すると、やはり最新版を使うことが推奨されているようです。

以前はあまり細かいことは気にしなかったのですが、現在私はaptコマンドを使用せずに本家サイトでダウンロードしてきたjavaのインストーラを利用して手動でインストールすることにしています。


そこで、今回はDebian(lenny)へのJava(JDK)のインストール方法について、簡単にまとめておこうと思います。



まず以下のページからJDK(JavaSE)の最新版をダウンロードしておきます。(今回は一番上のJDKをダウンロード)


http://java.sun.com/javase/ja/6/download.html


このページのdownloadをクリックすると英語のページに飛ばされますが、怯ますに(?)continueをクリックします。
すると、ログインを求められますが、これは任意なので登録したくない場合は一番下の「Skip this Step」をクリックして先に進みます。
そして、次のページの「 jdk-6u21-linux-i586.bin」のところをクリックしてJDKのインストーラをダウンロードします。



ダウンロードしたファイルはそのまま実行すると、任意のディレクトリにファイルを解凍するインストーラなので、このまま実行するだけでインストールはできてしまいますが、そのままではaptコマンドでインストールしたときのようにすべての設定が完了するわけではなく、細かい設定が必要となっています。

設定箇所が多く一続きの文として書くと混乱しそうなので、いくつかの項目に分けてまとめておきたいと思います。



【1】インストール

・インストールするディレクトリによってルート権限が必要な場合と不要な場合がありますが、デフォルトの「/opt」、自分でインストールするときによく使われる「/usr/local」のいずれもルート権限が必要なので、ルートでログインしたほうがよいと思います。
私はデフォルトの「/otp」にインストールするので、ルートでログインして以下のコマンドでインストールします。


#cd ./Downloads (ダウンロードしたファイルのあるディレクトリへ移動)

#chmod a+x jdk-6u21-linux-i586.bin (インストーラに実行権限を与える)

#./jdk-6u21-linux-i586.bin (インストーラを起動)

インストーラを起動するとインストールするディレクトリの入力を求められますが、デフォルトから変更したいときのみディレクトリの絶対パスを入力してenterを押します。通常は「/opt」で問題はないので、このままenterを押します。



【2】パスを通す

端末上でjavaコマンドやjavacコマンドを使ったり、端末からjavaのアプリケーションを起動したりするときには環境変数PATHに登録されているディレクトリにこれらの実行ファイルへのシンボリックリンクを作成したり、実行ファイルのあるディレクトリをPATHに登録したりする必要があります。
端末での使用ならば「$HOME/.bashrc」をviなどのエディタで開き以下の記述を追加するのが一番簡単な方法だと思います。


export JAVA_HOME=/opt/jdk1.6.0_21/bin (/optディレクトリをインストールした場合)
export PATH=$PATH:$JAVA_HOME (既存のPATHの末尾にjavaのbinディレクトリを追加)


このように記述したら、以下のコマンドで.bashrcを読み込みます。


$source ./bashrc (ホームディレクトリがカレントディレクトリの場合)



ところが、この方法を用いると端末上からは問題なくjavaが動作するのですが、なぜかデスクトップ上のランチャからjavaのアプリケーションを起動しようとすると失敗するようなので、「/opt/jdk1.6.0_21/bin/java」へのシンボリックリンクをパスの通ったディレクトリに作成しておきます。


#ln -s /opt/jdk1.6.0_21/bin/java /usr/local/bin



【3】javaにフォントをインストール


自分でインストールしたjavaには使える日本語フォントがインストールされていないようなので、日本語を表示するアプリケーションを使用すると、文字化けしてしまいます。
これを解消する方法ためには、フォント構成ファイルを書き換えたりする必要があるようですが、少し複雑で今の私にはよく分からなかったので、以下のように代替フォントをインストールする方法でしのぐことにします。



#mkdir /opt/jdk1.6.0_21/jre/lib/fonts/fallback (/optにインストールした場合:代替フォントをインストールするためのディレクトリを作成)

#ln -s /usr/share/fonts/*.ttf /opt/jdk1.6.0_21/jre/lib/fonts/fallback (使いたいフォントへのシンボリックリンクを作成)


なお、インストールするフォントは明朝フォントとゴシックフォントを1つずつインストールすればよい。
(ちなみに私はIPAモナーゴシックとIPAモナー明朝をインストールしています)



【4】Webブラウザのプラグインをインストールする。


パッケージを使用せずにインストールする場合、javaのディレクトリ内からプラグイン(共有ライブラリ)を探して、このファイルへのシンボリックリンクを、以下のようにプラグインを保存するディレクトリに作成する必要があります。



#ln -s /opt/jdk1.6.0_21/jre/lib/i386/libnpjp2.so /usr/lib/mozilla/plugins
(/usr以下のディレクトリに書き込んでいるので、ルート権限が必要)



これはjavaのディレクトリ内にある「libnpjp2.so」というプラグインへのシンボリックリンクを、Webブラウザのプラグインを保存するディレクトリに作成しています。
(現在ログイン中のユーザのみが使用する場合は「$HOME/.mozilla/plugins」に作成してもよい。)



以上により、Debian(lenny)で最新のjavaを使用できるようになります。





※ この方法は私が自分で調べたことを個人的な解釈でまとめたものなので、正確性はいまいちと言わざるを得ません。正しい解決策や方法をご存知の方はご教示いただけるとありがたいです^^;
タグ:Debian lenny java JDK
posted by mechanical_doll at 04:10| Comment(0) | Debian | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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