2009年09月26日

Fedora11のインストール(再起動後の設定とアップデート)

インストールを終了して、インストールしたブートローダからFedora11を起動すると、個人ユーザーの作成や各種設定を行う画面が表示されます。

日本語でインストールしていると、書いてあるとおりに設定していけばいいので難しくはないと思いますが、ちょっと迷う部分もあるので、簡単に説明したいと思います。

1.「ようこそ」画面

・再起動してすぐに表示される画面です。これから行う設定の概要などのメッセージが表示されるので読んだら「進む」をクリックします。

2.「ライセンス」画面

・Fedora11がGPL(gnu public license)に基づいていることなどが記述されているので一通り読んだら、「進む」クリックします。

3.「ユーザの作成」画面

・インストールしたFedora11にログインする個人ユーザを設定します。

この画面で設定する項目は次のとおりです。

「ユーザー名」
・ログインするユーザーを識別する文字列。ホームディレクトリにつけられる名前。

「フルネーム」
・ユーザのフルネーム。本名を入力してもいいですが、ここに入力した名前は、デスクトップの上のバーに表示されるのでそれが嫌なら好きな名前(ハンドルネームなど)を入力してもいいと思います。

「パスワード」
・ログインする時に入力するパスワード。このパスワードは 「ユーザー名」及び「フルネーム」と結びつけられて登録されます。

「確認」
・パスワードの誤入力防止のために上のパスワードをもう一度入力します。

また、下に「ネットワークログインを使用する」という項目がありますが、個人利用では関係ないので、何も設定せずに「進む」をクリックします。

4.「日付と時刻」画面

・ここでは、現在設定されている日付と時刻を確認して、ずれていたら修正します。また、タブを切り替えると、NTPサーバーをしようするかどうかを設定する画面が現れるので、NTPサーバを利用したい時には、「ネットワークプロトコル」のチェックボックスにチェックして「進む」をクリックします。

5.「ハードウェアプロフィール」画面

・インストール時に収集したハードウェア情報を「fedora project」に送信するかどうかを決めて「終了」をクリックします。
送信してもしなくてどちらでもいいので、好きな方を選びましょう。


以上で、設定は終了し、ログイン画面が表示されます。
この画面に、入力してユーザー名が表示されるのでそれをクリックして設定したパスワードを入力すると、Fedora11にログインできます。




ログインしたら、すぐにアップデートします。GUIでアップデートするなら「システム>>管理>>Software update」でできますが、これを使用するとアップデートに少し時間がかかる上に、アップデートの進み具合がわかりにくいので、私は次のようにlinux端末(プロンプト)を開いて、yumコマンドでアップデートすることにしています。

1.「アプリケーション>>システムツール>>端末」で端末を開く。

2.端末に「su」コマンドを入力して、enterで実行する。

3.「パスワード:」と表示されるので、インストール時に設定したルートのパスワードを入力し、enterで決定する。これにより、ルート(管理者)でログインすることができる。
(アップデートやインストールなど、システムの環境を変更するには、ルート出ログインする必要がある)

4.ログインに成功すると、先頭の$の文字が#にかわるので、ここで「yum update」を入力してenterで実行する。

yum_update.png

5.「yum update」が実行されると、Fedora11のリポジトリ(ftpサイト)から最新のパッケージ情報を取得して、読み込むのでしばらく待つ。

6.パーケージ情報の取得が完了したら、アップデートするパッケージ一覧が表示され、それらをインストールするかを確認されるのでyを入力して、enterで決定する。

7.決定すると、自動でFedora11のリポジトリからパッケージをダウンロードしてそれをインストールするので、終了するまでひたすら待つ。
私の環境(回線が1MのADSLで、CPUがmobile celeronの1.8GH) では、2時間30分ほどかかりましたが、回線が速く、PCの性能がよい場合はもっと速く終わると思います。

8.終了したら「exit」を入力してルートからログアウトする。
(マウスで、端末ウインドウを閉じてもルートからログアウトしたことになります。)


以上により、インストール作業は完了となります。とはいっても、必要なアプリケーションがインストールされていないので、十分な環境とはいえないません。
自分にとって快適な環境であるためには、何が足りないかを確認してインストールしく必要があります。
また、デフォルトでは、設定を変更しないと使いにくい部分もあります。


次回からはインストールしたばかりのFedora11から、自分用の環境を構築していく過程について書いていこうと思います。
ラベル:Linux
posted by mechanical_doll at 03:07| Comment(0) | linux install | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月24日

Fedora11をインストール(liveCDを使用したインストール)

今回はいよいよ実際にliveCDからFedora11をインストールを説明していきます。

前回ダウンロードして焼いたliveCDを起動させるには、あらかじめBIOSを設定しておく必要があります。これは以前、準備段階で書いたとおりに電源を入れた直後の画面で「F2」キーを押して設定してください。(ただし、これは私の環境で確認しただけなので、メーカやBIOSの種類では異なるキーになることもあります。)


liveCDは次のような手順でインストールします。

1.liveCDを入れてPCを起動させると、liveCDのブートローダーが読み込まれてliveCDを起動するのでしばらく待ちます。
すると、ログイン画面が表示されますが、すぐに「login」をクリックせずに、下のバーにある「language」をクリックしてenglishから日本語に、同様に「キーボード」を日本語に変更してから、「login」をクリックします。(これはインストール作業を日本語で行うため)


2.デスクトップ上の「ハードドライブにインストール」をダブルクリックしてFedoraインストーラを起動する。


・起動すると下の画面が表示されるので「次へ」をクリックします。


Screenshot-Fedora インストーラー1.png



3.キーボードの配置を選択して「次へ」をクリックする。


・日本語のキーボードを使用するときには、日本語を選択しておきましょう。

Screenshot-Fedora インストーラー2.png

4.ネットワーク上のコンピュータの名前を入力して、「次へ」をクリックする。

・これはネットワーク上のPCの識別に使用される文字列なので、サーバーなどでは重要かも知れませんが、個人でのデスクトップ利用ならば自分の好きな名前を適当につけてもいいと思います。
(例えば、好きな食べ物を入れて、fedora.kinpira.gobouや好きなスポーツを入れて、fedora.karate.judoなどわかりやすい名前をつけてもいいと思います。)


Screenshot-Fedora インストーラー3.png



5.時刻を合わせるときの基準となる地域を選び、「次へ」をクリックする。


・日本で使う場合は「アジア/東京」を選択します。(デフォルトで「アジア/東京」になっているのでそのままでよい)
また、Windows系OSとデュアルブートにするときには、その下の「システムクロックとしてUTCを使う」のチェックをはずしておく必要があります。(チェックをはずさないとWindowsとの間で、+9時間の時差が発生するので注意)

Screenshot-Fedora インストーラー4.png


6.ルートのパスワード(管理者用パスワード)を設定して、「次へ」をクリックする。


・ルートのパスワードはシステムの変更を加えるときに入力するパスワードで、これを知られると自分のパソコンの大事なデータを破壊されたり、操作されたりする可能性が高まるので、できるだけ複雑なものにして忘れないようにすることが大切です。


Screenshot-Fedora インストーラー5.png


7.Fedora11をインストールするパーティションを作成して「次へ」をクリックする。


・空き領域にインストールしたいときには、「空き領域を使用」、前にインストールしていたlinux系OSを上書きしたいときには、「既存のlinuxパーティションの入れ替え」を選択します。「ドライブ全域を使用」を選ぶと残すはずの別のOSを削除してしまうので注意しましょう。
基本的に「空き領域を使用」または「既存のlinuxパーティションの入れ替え」を選べばいいと思いますが、これらを使用するとswap領域(仮想メモリに相当)にメモリの2倍の領域を割り当てられてしまうので、もったいないような気がします。(実際、個人が普通に使っているかぎり、1Gものswapを使用することはありません。)
そこで、私は「カスタムレイアウトを作成する」を選択して、自分でパーティションを割り当てることにしています。


ここで、その方法を紹介したいと思います。


(1).不要なパーティションを「削除」して「空き領域」を作成する。

まず、カーソルで、不要な領域を選択して、「削除」をクリックして、削除します。削除するとそのパーディションは空き領域となり、上の図の「free」と書かれた部分が広がります。これを繰り返すと、まとまった空き領域ができます。


下の画像の赤くなっている部分はWindows-xpのパーティションであり、この後ろの領域が前にインストールしていたパーティションで、これからこの領域を削除します。

Screenshot-Fedora インストーラー6.png

ただし、削除したくない別OSの領域は決して削除しないようにしてください。不要な領域はファイルシステムのタイプである程度判断できると思います。(windows-xpやwindows-vistaは「ntfs」が推奨されているのでほとんどが「ntfs」だと思います。また、それ以前のOSはFAT16やFAT32を使用しているのでこれらのファイルシステムならばwindows系osだと分かります。一方、linuxはファイルシステムがext2,ext3,ext4,swapなどなのでわかりやすいです。)
また、別OSのパーティションサイズを覚えておくということも単純ですけど、確実な方法だと思います。


下の画面は、削除後のパーティションです。前のwindows-xpのパーティションの後ろに大きな空き領域(free)ができているのがわかります。

Screenshot-Fedora インストーラー7.png


(2) (1)で作成した「空き領域」を切り分けて、パーティションを作成する。

自由領域を選択して、「新規」をクリックすると、新規パーティションの作成画面に切り替わります。

この画面で、まず「/boot」パーティションを作成します。「マウントポイント」の横の▽をクリックするとlinuxのディレクトリがいくつか表示されるので「/boot」を選択します。すると、ファイルシステムタイプ(作成するファイルシステムのタイプ)が「ext3」に切り替わる(「/boot」パーティションは「ext4」にできないので自動で切り替わる)ので、そこはそのままにしてサイズを100(MB)にします。そして、「固定領域」と、「基本パーティションにする」をそれぞれチェックして、「ok」で決定します。




Screenshot-パーティションの編集_ -dev-sda2.png


同様にして「swap」領域を作成します。この領域はメモリと同じ容量があれば十分なのでサイズは640(MB)にしています。また、ファイルシステムタイプ横の▽をクリックして「swap」を選択すると、マウントポイントが入力できなくなるので、そのまま「固定領域」をチェックし、「基本パーティションにする」をチェックせずに「ok」で決定します。


Screenshot-パーティションの編集_ -dev-sda5.png

最後に、「/(root)」領域を作成します。この領域には残りすべてを割り当てるので、マウントポイントの▽で表示される欄から「/」を選択し、「最大許容量まで使用」と「基本パーティションを使用」をチェックして「ok」をクリックします。
これにより、残りのすべての領域を「/」のパーティションに割り当てることができます。(liveCD版では「/」パーティションはext4しか選べないようになっている)


Screenshot-パーティションの編集_ -dev-sda3.png



ここで、割り当て完了後のパーティションは次のようになってます。
前の領域は、windows-xpのパーティションで、後ろの領域がFedora11のパーティションになっています。


Screenshot-Fedora インストーラー8.png


8.パーティションを割り当てて「次へ」をクリックすると、確認画面が表示されるので、「変更をディスクに書き込み」クリックする。


・この結果、これまでのパーティションは削除されて新しいパーティションが作成され、後戻りができなくなるのでよく確認してからクリックしてください。


9.ブートローダーのインストール場所とパスワードの設定、デフォルトで起動するOSを選択する。


・「ブートローダーを***にインストールする」で、ブートローダーのインストール場所を変更できます。デフォルトで「/boot」パーティションにインストールされるので変更しなくても良いと思います。

・「ブートローダーパスワードを使用」をチェックすると、ブートローダーにパスワードを設定することができ、パスワードを設定すればよりセキュリティが向上しますが、パスワードを忘れてしまうと他のOSも起動できなくなってしまうので、個人で使用するパソコンならば、設定しなくても良いと思います。

・「ブートローダーのオペレーティングシステムのリスト」では、デフォルトで起動するOSを設定できます。
チェックを入れたほうのOSがデフォルトで起動します。(ただし、ブートローダー起動後すぐにenterを押すと、OS選択画面になり、他のOSを起動できるのでどれを選んで問題はありません)
Fedora11以外のOSはデフォルト状態で「other」という名前が付いているので、「編集」を使用して「other」をインストールしているOS名に変更すると良いでしょう。ここを変更するとブート画面で表示されるOS名が入力された名前になります。(下の画面では、windows-xpに変更しています。)



Screenshot-Fedora インストーラー9.png



10.ブートローダーの設定で「次へ」をクリックすると、ハードディスクへのインストールが始まるので、10〜20分くらい待つ。


・環境によってインストール時間は異なりますが、他のディストリビューションのインストールよりも短く感じます。


11.インストールが終了すると、下のような画面が表示されるので再起動する。


・再起動は、上のバーの「システム」>>「シャットダウン」>>「再起動」で行うことができます。
環境によっては、CDが排出された後にブランク画面で静止してしまうことがありますが、その場合は電源を一度切って入れ直すしかありません。

Screenshot-Fedora インストーラー11.png


これでインストールは終了しましたが、インストールしたFedora11を初めて起動したときには、ユーザの作成などの各種設定を行わなければなりません。
次回は、再起動後の設定について述べたいと思います。



ラベル:Linux
posted by mechanical_doll at 23:32| Comment(0) | linux install | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Fedora11のインストール(liveCDのダウロード)



今回はfedora11のダウンロードについてちょっと紹介したいと思います。
Fedora11のliveCDのisoイメージは、次の「fedora project」のページから入手できます。

fedora project >http://fedoraproject.org/ja/get-fedora

このページの一番上の「インストール可能なliveCD」のところにある「今すぐダウンロード」をクリックするとダウンローダーが起動して「Fedora-11-i686-Live.iso」というファイル(698MB)のダウンロードが始まるのでダウンロードしてください。
ただし、i686とはintel製のpentium-pro以降に製造されたCPU(pentium2,pentium3,pentium4,celeronなど)用ということを示しているので、それ以外のCPUでは使用きません。とはいっても、現在流通しているほとんどのwindows系OS搭載のパソコン(中古も含めて)には対応していると思います。

少し前のMacintoshはPowerPcといって、lintel製でないCPUを搭載していたため、このCDを使用できないことがあります。
その場合は左に大きく掲げられている「powerPCについてですか?ここです」というほうを調べてみてください。(でもliveCDは用意されていないみたいです)

また、違うバージョン(KDEデスクトップ版)のliveCDも左の「KDEファンはここへ!」から、入手できるようです。(今回はGNOMEデスクトップ版を使用するので、これは後で試してみたいと思います。)

ダウンロードが完了したら、isoイメージをCDに書き込みます。「iso 書き込み フリー」で検索すれば適当なisoファイル書き込みソフトは見つかると思いますが、私の使っているのは次のソフトです。

ISO Recorder(英語版ですが、ファイルを左クリックしてメニューで選択するだけで簡単に書き込めるソフトです)
>>http://isorecorder.alexfeinman.com/isorecorder.htm


私はWindows-Xpを使用しているのでV2をインストールしましたがvista用にV3も用意されているようです。

次回は実際にこのliveCDを使って、Fedora11をインストールします。
ラベル:Linux
posted by mechanical_doll at 22:19| Comment(0) | linux install | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。