2009年11月01日

ffmpegのインストール

「.flv」形式や「.mp4」形式の動画から音声だけを抽出して、mp3の音楽ファイルに変換するwindow用のフリーソフトはたくさんありますが、linux用のソフトはなかなか見当たりません。

いろいろ探してみましたが、やはりGUIで操作できるソフトはないと考えてもいいのかもしれません。
ただし、端末で操作するマルチメディア変換ソフトなら、「ffmpeg」という有名なソフトがあるようなので、これをインストールして使ってみることにしました。



ffmpegはlinuxではソースコードを入手してインストールするのが一般的なようですが、Fedora11のリポジトリには「ffmpeg」のパッケージが用意されているので、yumコマンドで以下の手順で簡単にインストールすることができます。



1.端末を開き、ルート権限でログインする。(suコマンド)



2.「yum search」コマンドでパッケージを検索する。


・「yum search ffmpeg」と入力して検索すると、ffmpeg関連のパッケージが表示されるので、その中から「ffmpeg」の本体のパッケージを探します。



ffmpeg-search.png



3.「yum install」コマンドでパッケージをインストールする。


・2で検索した「ffmpeg」パッケージ本体を以下のようにインストールします。


ffmpet-install.png



以上によってインストールされますが、使い方が分かりにくいので私が使用している機能だけ簡単に説明します。
ffmpegは様々な形式の動画ファイルや音楽ファイルに対応している高機能なソフトなので、より細かく指定して変換をすることもできますが、とりあえず変換するビットレートだけ指定しておくだけでいいと思います。


この場合のビットレートとは、一秒間に抽出するビット量(bps=bit/s)であり、これが大きいほど音質が良くなる傾向がありますが、その分ファイル容量が大きくなります。


私はダウンロードした動画などから、音声だけをmp3で取り出して個人的にパソコン上で聴くために使用するだけで、音質もそれほどこだわらないので、ビットレートをあまり高くせずに変換時間とファイル容量を節約することにしています。


いろいろビットレートを変えて試してみたのですが、256kb/s以上にしてもあまり変わらないが多いので、通常は256kb/sでいいのかもしれません。
しかし、普通に聴くなら128kb/sにしても十分な音質が保てるので、変換時間とファイル容量なども考慮して、ビットレートは128kb/sにしておきます。



というわけで、私は以下のコマンドで変換しています。


【flv 動画ファイルをmp3音声ファイルに変換】


ffmpeg -i inputfilename.flv -ab 128k outputfilename.mp3


【mp4動画ファイルをmp3音声ファイル変換】


ffmpeg -i inputfinename.mp4 -ab 128k outputfilename.mp3



ここで、「 -i」オプションは入力ファイル名を指定するためのオプション、「-ab」はビットレートを指定するためのオプションです。



また、flv形式の動画の内部にはmp3の音楽ファイルが含まれていることを利用すると、次のようなコマンドでmp3ファイルを短時間で抽出できます。
しかし、ファイルによっては、変換に失敗することがあるので、あまり使わないほうがいいと思います。


ffmpeg -i inputfilename.flv -acodec copy outputfilename.mp3


(-acodec はコーディックを指定するためのオプションでここでは「copy」というコーディックを指定しています)


この他にもffmpegにはflv形式の動画ファイルをmp4形式の動画ファイルに変換する機能や、映像だけのファイルに音楽ファイルを組み合わせて一つの動画ファイルを生成する機能など、様々な機能があるようですが、私はそれらの機能を使用しないので詳しいことはわかりません。

その他の機能については多くの方がブログやホームページで紹介されています。関心のある方は、「ffmpeg flv mp4 変換」のように検索してみてください.



ffmpegは大変高機能で便利なソフトですが、入力するコマンドが長くなるので、端末でのコマンド入力など少し面倒です。

この問題を解消するために、私は、指定したディレクトリ内の動画ファイル(flvとmp4)をすべてmp3に変換するスクリプトを勉強中のperlで作成して使用しています。



このスクリプトについて興味のある方は、追記のほうをお読みください。





注意:

ダウンロードした動画ファイルや変換したmp3ファイルは個人で楽しむことを目的に使用するくらいなら著作権法に違反することはないみたいなので問題はないみたいです。
しかし、それを無断で配布したり、アップロードしたりする行為は著作権法に触れる行為となります。





追記
タグ:Linux
posted by mechanical_doll at 03:20| Comment(0) | fedora11環境構築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月16日

OpenOfficeのインストール

「OpenOffice」とはオープンソースの統合オフィスソフトで、ワープロソフトの「Writer」、表計算ソフトの「Calc」、データベースソフトの「Base」、プレゼンテーションソフトの「Impress」、描画ソフトの[Draw」、数式エディタの「Math」などで構成されています。


オフィスソフトとしてはMicrosoftの「Microsoft Office」が有名で、多くの企業で正式に採用されいますが、個人で使用する分には「OpenOffice」は十分な機能を備えています。


「OpenOffice」のlinux版は、OpenOfficeの公式のサイトでダウンロードできますが、Fedora11のリポジトリ(ftpサイト)にパッケージ化されたOpenOfficeがあるので、こちらからインストールしたほうが簡単だと思います。

ただし、Fedowa11のリポジトリにあるOpenOffieceは、アプリケーションごとにパッケージが細分化されているので、すべての機能を使用したい人にとってはインストールするのが面倒だったりします。


とはいえ、一般の人が普通に使用するのは、ワープロや描画ソフト、表計算ソフトなどの一部のアプリケーションなので、余計なソフトをインストールしたくない人にとっては、逆に有利といえます。


そこで、今回は、ワープロソフトの「Writer」と描画ソフトの「Draw」、表計算ソフトの「Calc」の3つのパッケージだけをインストールすることにします。
インストール手順は次のようになります。


1.端末を開き、ルート権限でログインする。(suコマンド)

2.「yum search 」コマンドでパッケージ名を検索する。

・ここでは、「yum search openoffice」で検索すると「OpenOffice」関連のパッケージが大量に表示されるので、この中から必要なパッケージを選択します。

この中から必要だと考えられるのは以下の5つのパッケージです。ただし、yumコマンドは必要パッケージを自動でインストールするので、一番上の「Core modules」は他のパッケージと一緒にダウンロードされます。


openoffice.org-core.i586 : Core modules for OpenOffice.org

・OpenOfficeの中核部品です。

openoffice.org-langpack-ja_JP.i586 : Japanese language pack for OpenOffice.org

・OpenOfficeを日本語に対応させるためのパッケージです。

openoffice.org-writer.i586 : OpenOffice.org Word Processor Application

・OpenOfficeのワープロアプリケーション「Writer」のパッケージです。

openoffice.org-calc.i586 : OpenOffice.org Spreadsheet Application

・OpenOfficenの表計算アプリケーション「Calc」のパッケージです。

openoffice.org-draw.i586 : OpenOffice.org Drawing Application

・OpenOfficeの描画ソフト「Draw」のパッケージです。



3.「yum insatall」コマンドで、パッケージをインストールする。

・検索したパッケージ名を指定してインストールします。


openoffice-install.png


・私の場合、以上のパッケージをインストールするのに166MBのパッケージをダウンロードする必要がありました。
(ただし、java-1.5.0-gcjという、GNU製のjavaコンパイラも同時にインストールされてしまうので、異なるjavaコンパイラを使用している人は別に設定が必要な場合もあります。)



以上により、OpenOfficeのアプリケーションがインストールされるので、「アプリケーション>>オフィス」の項目にインストールしたアプリケーションが追加されているかを確認してみてください。



なお、初めからインストールされているワープロソフト「abiword 2.6.8」は不要になるので、次のようにアンインストール(パッケージの削除)します。

1.端末を開き、ルート権限でログインする(suコマンド)


2.「yum search abiword」でパッケージ名を検索する



3.「yum erase パッケージ名」でパッケージを削除。


abiword-erase.png



以上によってアンインストールできますが、削除されるパッケージは1Mにも満たないのであまり容量の節約にはならないみたいです。


タグ:Linux
posted by mechanical_doll at 00:30| Comment(1) | fedora11環境構築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月14日

デスクトップの壁紙を変えてみる

FedoraはLinuxの中でもデフォルトのデスクトップ壁紙がかっこいいほうなので、あえて変える必要はなかったりしますが、どうせなら自分の好みのものを使いたいという人が多いと思います。


私の場合、宇宙をイメージした壁紙が好きなので、壁紙の無料ダウンロードサイトで気に入ったものを探し出して、変更するようにしています。


そこで、今回は壁紙を変更したいと思います。


まず無料の壁紙用の画像を適当なサイトで入手します。ページ上の画像を保存するには、画像を右クリックしてできるだけ大きく表示した後に、その画像を左クリックして「画像を保存」を選択すると、その画像を保存することができます。


ダウンロードした画像をデスクトップの壁紙として表示するには、次の手順で設定します。

1.上のパネルから「システム」>>「設定」>>「外観の設定」を選択して、
「外観の設定」ウインドウを開く。


・このウインドウでは、他にもウインドウの枠の色を変更したり、アプリケーションでデフォルトで使用されるフォントを変更したりできます。



2.「外観の設定」ウインドウの「背景」タブをクリックして背景の選択画面を開く。

デスクトップの設定ー背景.png


3.「デスクトップの背景」の下の「追加」をクリックしてダウンロードした壁紙を追加する。

・「追加」をクリックするとファイルマネージャが開かれるので、ダウンロードした壁紙の画像ファイルをクリックして、「開く」で決定するとその画像が選択できる壁紙に追加されます。

Screenshot-壁紙の追加.png

4.追加された画像をクリックして選択し、「閉じる」をクリックする。

・背景画像の枠の下にある「スタイル」で背景画像をズームにしたりできますが、通常は「フルスクリーン」でいいと思います。

背景の選択.png

以上で、デスクトップ背景が変更されます。



ちなみに私は以下のサイトの壁紙を使わせてもらってます。


http://www.spacewallpapers.net/wallpapers/index.php?cat=0


このサイトは英語ですが、素敵な壁紙が揃ってるので宇宙の好きな方は覗いてみてはいかかでしょうか。


タグ:Linux
posted by mechanical_doll at 03:22| Comment(0) | fedora11環境構築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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