2009年10月31日

manコマンドの日本語化

linuxではmanというコマンドでコマンドやC言語の関数の解説を参照することができるので、プログラミングをするときには大変便利です。

ところが、デフォルトの状態で表示されるのは、英語の解説なので英語の苦手な人にとってはほとんど役に立たないと思います。


そこで、今回はmanコマンドで表示される解説を日本語化するパッケージをインストールしたいと思います。


manコマンドを日本語化するパッケージはFedora11のリポジトリに用意されているのでyumコマンドで簡単にインストールできます。


インストール手順はいつもどおりですが一応書いておきます。

1.端末で開き、ルート権限でログインする。(suコマンド)


2.「yum search」コマンドでパッケージを検索する。


・「yum search manual」で検索すると、マニュアルに関するパッケージが表示されるのでこの中から、日本語マニュアルのパッケージを探します。

manual-search.png

3.「yum install」コマンドでパッケージをインストールする。

・2で検索して判明したパッケージ名を指定して以下のようにインストールします。


manual-install.png


以上でインストールが完了するので、適当なコマンド名やC言語の名前を指定して確認してみてください。

manコマンドは次の形式で実行します。


man [option] コマンド名(関数名)



例えば、「man man 」と、入力するとmanコマンドの説明が端末画面ウインドウに表示されるので、これでmanコマンドの使い方を確認できます。

ただし、マニュアルは種類によって分類されているので、コマンド名(関数名)の前に分類コード(番号)を指定すると、より確実に表示することができます。

例えば、Linuxコマンドの多くは1、システムコール(linux固有のC言語関数)は2、C言語のライブラリ関数は3、というように分類されています。



今回までで、最低限のプログラミングを学習する環境は構築できていると思います。


あとは、インストールしたソフトをとにかく使ってみて、試行錯誤しながら自分にあった環境を作っていくことになると思います。

タグ:Linux
posted by mechanical_doll at 03:47| Comment(0) | Fedora11プログラミング環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月28日

VIM日本語ドキュメントのインストール

今回はvim(gvim)に日本語のドキュメントをインストールすることについて書きたいと思います。
なお、vimの日本語ドキュメントのインストールとは、厳密には日本語ドキュメントをvimのファイルにインストールすることによって、vim上で開くことのできるヘルプファイルを日本語化することとします。





まず、vimの日本語のドキュメント(ヘルプファイル)を以下のサイトでダウンロードしておきます。


ただし、このドキュメントはインストールしたバージョン(vim 7.2)よりも前のものなので、多少は異なる部分はあるかもしれませんが、基本操作は変わらないので十分に利用できると思います。



香り屋>>VIM日本語ドキュメント

http://www.kaoriya.net/vimdoc_j/



このページの「Vim日本語ドキュメントダウンロード(スナップショット)」のところをクリックするとダウンロードできます。



また、このファイルは「tar.bz2」形式で圧縮されているので、以下の手順で解凍する必要があります。
この作業はルートでログインしてから行うと解凍されたファイルにアクセスできるのがルート権限を持つユーザだけとなるので、ルート権限でログインする前にに行ったほうがいいと思います。


・まず、ダウンロードしたディレクトリにcdコマンドで移動した後、以下のコマンドでbzip2圧縮を解除します。


「bunzip2 ファイル名」(ここでは、「bunzip2 vimdoc_ja-snapshot.tar」)


・すると、「.tar.bz2」形式のファイルが「.tar」形式のファイルになるので、そのファイルを以下のようにtarコマンドで解凍します。


「tar -vxf ファイル名」(ここでは「tar -vxf vimdoc_ja-snapshot.tar」)



この結果、「rumtime」という名前のディレクトリが同じディレクトリに出現するので、これをvimのディレクトリ(/usr/share/vim/vim72)の対応するディレクトリに移動させ、VIMから参照できるように設定します。


その手順は以下のとおりです。


1.端末を開き、ルート権限でログインする。(suコマンド)

・/usr/share/vimのディレクトリに変更を加える時にはルート権限が必要なのでログインしておきます。



2.「cd」コマンドで「runtime」ディレクトリのサブディレクトリに移動する。

・私の場合は「cd (/home/user/Download)/runtime/doc」のように移動しましたが、解凍ディレクトリへのパスはそれぞれ異なるので()内のパスは自分のものに変える必要があるかもしれません。



3.「mv」コマンドで「doc」ディレクトリ内のファイルを移動させる。

・「doc」ディレクトリがカレントディレクトリならこのディレクトリ内のファイルは次のコマンドで移動できます。

jax-mving.png


ここでは、ファイル名が jaxのファイルを移動させるために、ワイルドカード「*」を使用しています。



4.「cd ../syntax」でディレクトリを移動して「mv」コマンドでファイルを移動させる。

「vim(gvim)」で、日本語ヘルプファイルを開くための設定ファイル「help_ja.vim」を次のように移動させます。


ja-vim-moving.png



5.vim(gvim)を開き、「:helptag」コマンドでインストールしたjaxファイルを使用できるようにする。

viでは[Esc]キーを押してから「:」を打つとコマンドモード(下に表示される「:」の右にコマンドを入力できるモード)にできるので、ここに次のコマンドを入力します。

「:helptags /usr/share/vim/vimfiles/doc」+[Enter]

helptag.png


以上により、vim(gvim)で「:help」コマンドを使用するだけで日本語ドキュメントを参照できるようになります。


たとえば、「:help index」とコマンド入力して実行するとヘルプファイルの目次が表示されます。



なお、vimについて詳しく知りたい方は、以下の優良サイトがあるのでそちらをあたったほうががよいとと思います。(上の日本語ドキュメントのインストールもこのサイトを参考にさせていただきました。)



名無しのVIM使い>>http://nanasi.jp/


タグ:Linux
posted by mechanical_doll at 01:09| Comment(0) | Fedora11プログラミング環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月27日

VIM(Vi IMproved)のインストール

プログラミングの勉強するには各プログラミング言語の実行環境を用意することも大切ですが、プログラムを書くにはテキストエディタというソフトが必要です。


テキストエディタは、一見してワープロソフトとそんなに変わらないように見えますが、ワープロソフトはユーザの見えないところに制御用のデータが含まれているので、ワープロソフトでプログラムを書くとコンパイル時や実行時にエラーが起こってしまいます。

テキストエディタはワープロほど高機能ではありませんが、純粋にテキストデータのみを扱えるので、プログラミングしたテキストデータだけをコンパイラやインタプリタなどのソースコードをコンピュータの言語に変換するプログラムに渡すことができます。
つまり、テキストエディタはプログラミングには不可欠なソフトといえます。



以前このブログで紹介した「eclipse」などのIDE(統合開発環境)にはテキストエディタが組み込まれているので、新たに用意する必要がありませんが、IDEは消費メモリが大きく、低性能のPCでは動作が遅くなる傾向があるので、ちょっとしたプログラムを作成するときには軽快に動作するテキストエディタを使用した方がいいと思います。




Fedora11には標準で「gedit」というテキストエディタが搭載されていて、プログラム記述するのに必要な機能が十分についているので、普通にプログラムを書くならこれを使用したほうがいいかもしれません。


しかし、使いこなせれば作業効率の上がるという「VIM(Vi IMproved)」という有名なテキストエディタがあるみたいなので、私はこれを使うことにしています。



「VIM」とは名前のとおりlinuxの標準のテキストエディタである「vi」の機能を向上させたテキストエディタで、今回インストールするのは厳密にはGUI付きのvimなので「gvim」ということになります。



基本的な操作方法は「vi」とほとんど同じなので、「VIM」でわからない部分をGUIで操作しながら徐々に「vi」の特殊な操作性になれていけば、「vi」もある程度使えるようになるので、端末でのテキストファイル編集が楽にできるようになります。
そのため、最初はとっつきにくいかもしれませんが、こちらを使ったほうが今後のためになると思います。


幸い、Fedora11版「VIM」は、リポジトリにVIMのパッケージが用意されているようなので、yumコマンドで簡単にインストールできます。


インストール手順は以下のようになります。

1.端末を開き、ルート権限でログインする(suコマンド)


2.「yum search」コマンドでパッケージ名を検索する。

・「yum search vim」で検索すると、VIM関連のパッケージが表示されるのでこの中から自分の必要なパッケージを選択してインストールします。

vim-search.png


3.「yum install」コマンドでパッケージをインストールする。



・私の場合、perlのプログラミングに関心があるので、perlのプラグインもインストールすることにしていますが、基本的には、「vim-X11.586」というvimのGUIパッケージをインストールしておけば問題ないと思います。


vim-install.png


以上でインストールできますが、ヘルプファイルが英語なので、わかりにくいと思います。

そこで、次回を日本語ドキュメントをインストールする方法について書こうと思います。

タグ:Linux
posted by mechanical_doll at 04:42| Comment(0) | Fedora11プログラミング環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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