2010年02月13日

Debian5.0.3-KDEのまとめ

これまで書いたもの以外にも、Debian5.0.3のKDE版(KDE3)に付属していてるアプリケーションで便利なものはたくさんあるのですが、私の環境では不安定なものが多く、その機能を使う前にクラッシュしてしまうものもあるので、今回でDebian5.0.3のKDE版について書くのはひとまず終わりということにします。

そこで、今回はこれまでDebian5.0.3-KDE版を使ってみての感想などまとめておきたいと思います。


KDEはWindowsライクのデスクトップ環境として知られていますが、どんなところがWindowsっぽいのでしょうか?まず私が気づいた点を挙げてみます。


1.デフォルトのデスクトップのデザイン

・KDE3はパネルが下に配置され、左下にWindowsの「スタートメニュー」に相当する「Kメニュー」があります。
また、このパネル上には現在実行中のアプリケーションを表示するタスクバーや、現在バックグラウンドで実行中のプログラムを表示するシステムトレイ、現在時刻を表示する時計などが表示されています。
これは、私が以前使っていたWindow-Xp(一応デュアルブートにしていますがほとんど使っていません)の配置とそっくりで、Windowsから移行した人でも違和感はほとんどないと思います。


2.KDEコントロールセンター

・KDE3にはアプリケーションの設定などを一括して管理する「KDEコントロールセンター」というアプリケーションがあります。これはWindows-xpの「コントロールパネル」に相当し、何かを設定する時にはとりあえずこれを開いてみるとほとんどの設定は行えるようになっています。

3.フォントインストーラ

・基本的にlinuxではフォントをインストールするときには端末で「fc-cache」というコマンドを実行ししてフォントキャッシュを更新します。
しかし、同じlinuxでもKDE3ではフォントインストーラというアプリケーションからGUIの操作で簡単にフォントをインストールできるようになっています。
一方、Windows-xpでのフォントのインストールは、「コントロールセンター>>フォント」から行えますが、KDE3のフォントインストーラとの操作とほとんど変わらないので、Windowsでフォントをインストールした経験のある人は、KDE3でもフォントをインストールできると思います。


4.ファイルの圧縮・解凍

・Windowsには圧縮・解凍ソフトが付属していませんが、「Laplus」などの圧縮・解凍ソフトをインストールすると、右クリックメニューからファイルを圧縮したり解凍したりできるようになります。
基本的にlinuxではファイルの圧縮と解凍は端末でコマンド入力によって行い、linuxに慣れたユーザならばこちらのほうが楽なのですが、GUI操作になれたWindowsのユーザには面倒な操作のように感じられると思います。
しかし、同じlinuxでもKDEでは「gzip」、「zip」、「bzip2」などの圧縮・解凍ソフト(アーカイバ)をインストールすると、これらの形式で、右クリックメニューから圧縮・解凍(圧縮・展開)できるようになるので、Windowsユーザでも圧縮ファイルの解凍で悩まなくても済むでしょう。



5.テキストファイルやフォルダの作成

・KDE3ではデスクトップやファイルマネージャのウインドウで右クリックすると、Windowsのようにフォルダ作成やテキストファイルの作成ができるようになっています。



このようにKDEはほとんどすべての作業がGUIで実行できるように設計されているようで、こうした姿勢が「Windowsライクなデスクトップ環境」と称される理由のような気がします。
ただし、KDE3ではGNOMEと比べて多くのメモリを消費しているようで、推奨メモリ容量の512MBを簡単に越えてしまうので、メモリ容量の小さいPCを使っている人は注意する必要があります。
(私の使用している性能の低いノートパソコン(CPU celeron1.8GHz メモリ640MB )でも、Windows-Xpよりもずっと軽快に動作するので、ほとんどの人は問題ないと思いますが・・・)



今回はDebian5.0.3のKDE版を使ってみた感想などをまとめてみました。
KDEはWindowsユーザでも大変扱いやすいデスクトップ環境で、Windowsユーザーの方で、低スペックなパソコンでも軽快に動作するlinuxを使ってみたいと考える人にぴったりのデスクトップ環境だと思います。
しかし、KDEはlinux特有の端末操作を行わなくても済むように設計されてるため、これから本格的にlinuxを学びたいという意欲に満ちた人には不向きなような気がします。


ただし、私のように環境によってはアプリケーションが不安定になることもあるので、安定した環境とサポートを得たいなら「Turbolinux Client EX」のような市販のlinux KDEデスクトップ版を購入したほうがよいかもしれません。
(turbo linuxはKDE3をベースとした市販のディストリビューションで現在では個人用がソースネクスト社から安価で販売されています。)

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タグ:Debian kde3 Linux
posted by mechanical_doll at 01:11| Comment(0) | Debian5.0.3-KDE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月08日

Google-Chromeからも直接ストリーミング再生できるメディアプレーヤー

「ねとらじ」などのメディアプレーヤーのストリーミング再生機能を使用するWebサービスを利用する場合、webブラウザから直接起動してストリーミング再生できたほうが便利です。

vlcメディアプレーヤーには「mozillaプラグイン」というものがあり、これをインストールしていると、再生アドレスのリンククリックするだけで、vlcメディアプレーヤーが起動し、そのまま自動的に再生してくれますが、これはfirefox限定の機能なので、他のwebブラウザを使用している場合はいちいち手動で再生URLをメディアプレーヤーから開く必要があり、かなり面倒です。

そのため、ネットラジオサービスを利用するときには、firefoxを起動することになるのですが、作業中などに聴きたい場合は2つのwebブラウザを同時に起動することになるので、あまり実用的とはいえません。

そこで、今回は「Google Chrome」や「opera」からでも起動できるメディアプレーヤー「Kaffeine Player」をインストールしたいと思います。

「Kaffeine Player」はストリーミング再生やCD/DVDを再生に対応したKDEのメディアプレーヤーですが、Debain5.0.3のKDE版には付属していません。
おそらく他のマルチメディア関連のアプリケーションと機能上重複するために付属していないのだと思いますが、付属している他のアプリケーションよりもずっと安定していて使いやすいような気がします。


「Kaffeine Player」のインストール手順は以下のとおりです。

1.端末を開き、ルートユーザとしてログインする。(suコマンド)


2.「apt-cache search 」コマンドでパッケージ名を検索する。

・今回は「KaffeinePlayer」のパッケージを検索するために「Kaffeine」で検索します。


kaffeine-search.png



・すると、以下の2つパッケージ名を見つけられます。

kaffeine - KDE 用の多用途メディアプレイヤ
kaffeine-mozilla - mozilla plugin that launches kaffeine for supported media types

3.「apt-get install」コマンドでパッケージをインストールする。

・2で検索したパッケージ名を指定して「apt-get install」でインストールします。ただし、「kaffeine-mozilla」を指定すると依存関係を解決するために本体パッケージもインストールされるのでこちらだけ指定して問題ありません。


kaffeine-install.png


以上でインストールが完了し、Kメニューの「マルチメディア」に「kaffeine-メディアプレイヤ」が追加されます。
なお、これをインストールすると、それ以前にfirefoxにvlcを関連付けていたとしても自動的に「Kaffeine」が優先されるようになります。



タグ:Linux kde3 Debian
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2010年02月07日

KDE3のマルチメディア関連のアプリとVLCメディアプレーヤーについて

Debian5.0.3のKDE版(KDE3)には、多数のマルチメディア関連のアプリケーションが付属しています。
そこで、今回はKDE3のマルチメディア関連アプリケーションについてまとめてみました。


・KDE3に付属するマルチメディア関連のアプリケーションを挙げてみると、以下のとおりになります。


juk

・音楽ファイルを再生するためのオーディオプレーヤー。再生できる音楽ファイルの形式は、「mp3」、「ogg」、「Vorbis」、「FLAC」など。

K3b

・オーディオCD、データCD(DVD)の作成・ISOイメージ書き込みソフト。これはWindowsの「Nero」やGNOMEの「Brasero」のような、オーディオCDやデータCD、データDVDをGUIの操作で容易に作成できるアプリケーションです。

KAudioCreator

・CDリッピング&エンコーディングツール。オーディオCDから音声データをパソコンで取り扱える音楽ファイルとして抽出するアプリケーションです。基本的に抽出するファイル形式は「.wav」ですが、他のファイル形式にエンコードすることも可能です。

KMix

・サウンドカードの音量を調節するためのアプリケーション(サウンドミキサー)。マイクの音量やバックグラウンドCDで流す音声の大きさなどを調節する機能を提供します。自分で音声配信するときに必要となるアプリケーションのようですが、私は専ら聴く側の人間なので、その使い方や機能などの詳細は分かりません。

KRec

・KDE用の録音ユーリティティ。

KsCD

・KDE用のCDプレーヤー。

Noatun

・KDEの代表的なメディアプレーヤー。再生できる音楽ファイル形式は「ogg」、「vorbis」、「wav」など。


以上のアプリケーションはそれぞれ優秀なアプリケーションですが、flvやmp4などの動画ファイルを再生する機能をもつものがなかったり、ブラウザから直接起動できるストリーミング再生機能を持ったものがなかったりするなど、不足している機能もあります。


それで、結局例によって「vlcメディアプレイヤー」をインストールする(インストール手順はGNOME版と同じなので省略します)ことになるのですが、「vlcメディアプレーヤー」は多くの音楽ファイルや動画ファイルの形式をサポートし、オーディオCDやビデオDVDのまで再生できてしまうので、再生関連のマルチメディアアプリケーションが不要になっていまいます。

とはいえ、jukなどはプレイリストを簡単に作れたりするので、まったく不要というわけではありませんが・・・。
タグ:KDE Debian Linux
posted by mechanical_doll at 04:48| Comment(0) | Debian5.0.3-KDE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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