2011年02月17日

ホームディレクトリについて

Linux系のディストリビューションでは基本的に「/home」ディレクトリ内に各ユーザのディレクトリを作成して、各ユーザの個人的なデータと各アプリケーションの設定ファイルなどを保存する仕組みになっています。



たとえば、hogeというユーザでログインしているときには、ユーザ作成時に「/home/hoge」というディレクトリが作成され、このディレクトリ内にhogeさんが個人的に所有するデータを保存したり、hogeさんが使っているアプリケーションの設定ファイルが保存されるわけです。




この位置(パス)はログイン時にHOMEという環境変数に記憶されるので、この環境変数を参照することによってログイン中のユーザのディレクトリ内にある設定ファイルを確実にロードできるようになっているようです。


この環境変数は端末上で以下のコマンドを入力して確認できます。(最初の$は端末のコマンドラインの先頭を示している。)




$echo $HOME



実行結果:


/home/hoge



このように環境変数HOMEに設定されているディレクトリを『ホームディレクトリ』いいます。



ちなみに端末を開いた直後のカレントディレクトリ(現在のディレクトリ)はこのホームに設定されています。


また、ホームディレクトリは「~(チルダ)」記号に置き換えることができます。


たとえば、他のディレクトリからホームディレクトリに移動したいときには、以下のコマンドで簡単に移動します。



$cd ~/



なお、カレントディレクトリにの位置を確認したいときには、以下のコマンドを実行します。



$pwd


(pwdはPresent Working Directory[現在の作業ディレクトリ]の略です)


実行結果(ホームディレクトリにカレントだった場合)



/home/hoge



ただし、現在配布されているほとんどのLinuxディストリビューションでは、端末の$(#)の左に常にカレントディレクトリのパスが表示されているので、あまり使う機会がないと思いますが、一応覚えておくといざというときに便利です。



なお、管理者(root)のホームディレクトリは例外的にルートディレクトリ直下の「/root」です。


これは何らかの原因で/homeにアクセスできいない状態でも管理者として動けるようにデータは別に保存しておくための措置です。



ホームディレクトリにはいろいろな設定ファイルがあります。


次回からはDebianのホームディレクトリに作成されるディレクトリや設定ファイルについて把握している限りで書いていこうと思います。



posted by mechanical_doll at 16:46| Comment(0) | Linux初心者のまとめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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