2011年01月14日

そろそろsqueezeに移行してみた

Debianの公式サイトによると、去年8月にsqueezeがフリーズされたようです。
私は専門的なことはよく分からないのですが、簡単にいえばsqueezeのリポジトリに入れるパッケージが決定し、今後はバグの修正に重点が置かれ、正式リリースに向けた動きが本格化されるということのようです。
実は去年の5月頃にsqueezeのα版をインストールしてみたのですが、動作がかなり不安定だったので、lennyに戻していました。
先日、Debian JP のサイトを覗いてみたら、squeezeのベータ2版インストーラが公開されていたので、そろそろ安定しているのでは?という期待を抱きインストールしてみることにしました。


結論からいえば、さすがにリリース目前の段階だけあって非常に安定して動作しました。
しかも、バージョンアップしてもまったく動作が重くなっていない!!
むしろlennyよりも軽くなっている印象さえあります。
(人気のUbuntuさんが少々重く感じる私の低スペックパソコンでもまったくストレスを感じません^^)


lennyからsqueezeへのアップグレードはコマンドだけで簡単にできますが、sqeezeからサポートされるようになったファイルシステムであるext4を使ってみたかったので、以下のサイトの「netistCDイメージ」を使って最初からインストールすることにしました。(新しい環境に移行するときは、余分なファイルを整理する格好の機会ですしね^^)


Debian-Installer を使ったインストール(Debian.rog)

http://www.debian.org/devel/debian-installer/index.ja.html




squeezeのβ2インストーラはグラフィカルインストーラが使用できるようになっているので、インストール作業は、lennyのときとほとんど同じです。
ただ、最初からデスクトップ環境までインストールしてしまうと、余分なパッケージを自動で大量にインストールされそうなので、インストーラではベースシステムとラップトップだけをとりあえずインストールしておき、デスクトップ環境はあとでCUI環境にログインしてインストールすることにしました。
(デスクトップ環境のチェックを外してインストールすれば、デスクトップ環境は入りません。)

あとは以下のような感じでGNOMEデスクトップ環境をインストールしていきます。


● デスクトップ環境のインストール


#apt-get install gnome-core gdm gnome-alsamixer (gnome-utils)



・以上をインストールして再起動すると、gdmが起動してGNOMEデスクトップ環境にログインできるようになります。

・gnome-coreの依存パッケージがsqueezeになって増加しているようで、これをインストールすると、evolutionメールクライアントやEpiphanyウェブブラウザなどが依存関係でインストールされてしまうようです。
(あとでこれらをアンインストールしようとしましたが、一緒にgnome-coreも削除されてしまうようなので、諦めました^^;)

・なお、gnome-utilsはGNOMEのシステムツールの一部とスクリーンショット取得プログラムなどのユーティリティをまとめてインストールしたいときにインストールします。(私はスクリーンショットだけで十分なので、gnome-screenshotだけをインストールしています。)


● 日本語入力環境のインストール


#apt-get install ibus-anthy ttf-vlgothic



・squeezeからibusも使用できるようになっているようなので、とりあえずインストールします。
はじめてibusを起動すると、環境変数の変更をする必要があるとの警告メッセージが表示されますが、他のインプットメソッドは入れていないので、そのまま自動で環境変数がibusに設定されています。「システム>>設定>>ibusの設定」からibusの設定ができるので、適宜、設定します。

・日本語フォントですが、とりあえずVLゴシックフォントをインストールしておけば問題ないと思います。


● 日本語フォントをインストール(必要に応じて)


#apt-get install otf-ipa*
(まとめてIPAフォントをインストール)


#apt-get install ttf-takao*
(Ubuntuなどで初期インストールされているフォント。3種類あるがワイルドカードでまとめてインストール)


・squeezeのリポジトリには安定したフォントがたくさんあります。システムフォントはVLゴシックで十分なのですが、普段文章を書くときには、自分の好きなフォントの方がなんとなく作業効率が上がるような気がしますよね。
ということで、私は上記の2つをインストールすることにしています。

・ipaフォントはエディタやワープロのフォントとして安心して利用できますし、takaoフォントのほうは、Webブラウザの標準フォントとして利用すると、小さい文字もつぶれずに表示できるので使っています。(ブラウザゲームの細かい文字も綺麗に表示できます^^)


● ホームディレクトリのサブディレクトリを作成


#apt-get install xdg-user-dirs


・これをインストールした後に、以下のコマンド入力するとログイン中のユーザのホームディレクトリに、各種サブディレクトリが作成されます。(英語のディレクトリ名なのでLANG=Cにしていますが、日本語にしたいときにはLANG=ja_JPにします。)


$LANG=C xdg-user-dirs-update



● 外観を好みのものに変更


#apt-get install gnome-themes-more gnome-themes-extras
(選択できるテーマを増やす)


#apt-get install gnome-icon-theme*
(選択できるアイコンを増やす)


・ここでインストールしたアイコンは「システム>>設定>>外観の設定>>テーマを選択>>カスタマイズ」でテーマを詳細にカスタマイズするときにのみ使えるものです。
・ちなみに私は「Dropline Neu」というアイコンを使っています^^


以上で最低限のGNOME環境が構築できます。


あとは、flashplayerやjava(JRE),vlc,vimなどの定番アプリを適当にインストールしたり、自分使いやすいようにカスタマイズしたりといった作業になりますが、これは基本的にlennyのときと同じ作業になるので、省略します。


なお、KDE環境(KDE4)を使いたい場合は、最初に以下のようにKDE環境のパッケージをインストールすれば、利用できます。


#apt-get install kdebase alsa-base kmix kde-i18n-ja

posted by mechanical_doll at 15:12| Comment(0) | Debian | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。